vol.4 大雑把だけどリアルな大絶滅の真実
何回もあった大絶滅の説明
・ペルム紀の大絶滅
・三畳紀の大絶滅
・ジュラ紀の大絶滅
・白亜紀の大絶滅
前回はですね、いま地球は終末期に向かっているという話をしましたが。
これまで地球の長い歴史の中で、絶滅は4〜5回あったんですね。
生命が発生する前っていうのは、 本当に波瀾万丈の地球だったんですけども、そこは宇宙全史読んでもらえれば分かるので。今は生命の大絶滅が何回かあったのでそれを簡単に説明します。
(※ペルム紀の大絶滅 2億8400年前・宇宙全史調べ)
ペルム紀っていうのは氷河期があったんですね。
大きな氷河期でそれより前もっとでかいのがあったんだけど、それ以降では最大に近い氷河期でした。
ほぼ全地球が凍結する。赤道付近は少し残ってたんですけども、凍結するという形でほぼ全部地球上の生命は絶滅しました。
(※三畳紀の大絶滅 2億年前・宇宙全史調べ)
その次は三畳紀ですね、三畳紀の大絶滅っていうのがあって。この時はですね、地球はポールシフトをやりました。 ポールシフトっていう意味はですね、地球の軸っていうのがあるんですよ、回転軸。軸って傾いてるでしょ。その回転軸がちょっと揺れるんですね。今でもちょっとぶれてんですよ、少しずつぶれてるんだけども、それがいきなりきゅっと、ほんとにわずかな角度だけずれたんですね。
それだけで地球っていうのは、地球上の生命てのは気候変動もあるし天変地異もあって。ポールシフトによって、それが原因で絶滅してますよ。
(※ジュラ紀の大絶滅 1億3500万年前・宇宙全史調べ)
その次がジュラ紀ですね、恐竜で有名なジュラ紀のときの絶滅。
これはですね、氷河期に近いんだけども、氷河期ほど寒くはない。どっちかっていうと寒冷期。 全地球がほんとに冷たくなってしまうという、寒冷期に近いような状態で絶滅してます。
寒冷期だったら別に絶滅しないんじゃないかと思われるかもしれませんけども、そもそもがジュラ紀っていうのは前までが割と暖かくて。恐竜もそうなんだけども、ぬくぬくとした生活してたんですね、今の人類みたいなもんだけども。それで急に涼しくなってきたらやっぱコロコロ逝っちゃうんですよ、弱いから。
更に海の水がちょっと冷えてくると、今まで暖かいところに生息していたバクテリアっていうのがですね、 みんな冷たい方が優勢になるバクテリアに変わって、そのバクテリアがですね酸素をどんどん吸収しちゃうんですよ。地球の酸素っていうのは海からも出てきたし、海に生息している生物自体がそういった海の酸素が無くなってくるとやっぱ絶滅してくわけですね。
そういう理由もあって地上では寒くなってみんな凍えて死んでしまうと。
南極とか北極あたりには氷はだいぶ広がったんですけど、でも普通の中緯度のとこでも、ただ単に、 氷河期じゃなくて冷たいだけでみんな死んでいきました。で最後に有名なのは白亜紀。
(※白亜紀の大絶滅 6557万年前・宇宙全史調べ)
6557万年前に恐竜全盛の時代に全部絶滅してます。
なんで地球が絶滅したかというと、隕石が落ちてきました。これは有名ですよね。
ユカタン半島かな、アメリカの。ユカタン半島に落ちた痕跡があるんですよ。そこに落ちたのが白亜紀の隕石とは違ってですね、これはもっと後に落ちてきた新しい隕石なんですよ。
白亜紀には3つ隕石が落ちてます。10キロ級、要するに直径10キロの隕石がひとつと、 直径5キロの隕石が2つ落ちてます。これが陸とか海に落ちて、これで完全に生命体は絶滅してます。
これが大きな今のところ知られている地球の絶滅です。ただこの後にもう一回あります。
これはちょっと長くなるんで次回に詳しくまたお話しします。